トミカ・パトカー図鑑
Encyclopedia of Japanese police cars under the Tomica brand
トミカのパトカーは他のサイトでも十分に紹介されていると思いますので、ここでは「バリエーションの違いを画像でご紹介する」ということに主眼を置きたいと思います。
私はトミカのパトカーについては、バリエーション特定後にクリアケースに入れ、「テプラ」で覚書シールを作って貼り付ける方法で管理しています。したがって画像でもこのテプラシールを一緒に撮った状態でアップします。つまりこれが無いと、後で画像だけ見た時にせっかく特定したバリエーションが、またまたわからなくなってしまうからです。
※最新のモデルは、まだ「テプラ貼り」段階の整理すら済んでいないので、登場は少し先になります。
※品番は便宜上、「No.44-1-1」を「044-1-01」と書きます。データの並べ替えソートが1の位の大小で
判断するため、こうしないと「44」が「5」や「7」より前になってしまうからです。
※マッチボックスと同様、タイトルだけは英文表記にします。トミカの裏板の表記と一致させる意味も
あります。
※ここでのテーマは「トミカの日本の警察車両」です。したがって、ベンツやポルシェなど、Fシリーズの
白黒パトカーも含みます。
※「リミテッド」シリーズも、元の金型が帰属する品番のところに納めました。ただし「リミテッド・ヴィン
テージ」シリーズは新規金型なので、別にせざるを得ないと思っています。
※『ケイブンシャの大百科別冊・トミカ徹底大カタログ2001年度版』(2001年5月18日初版)以降、トミカ
のバリエーションリストは更新されていないため、これ以降に発売されたモデルは「バリエーションナン
バー」がまだ付けられていません。
※バリエーションナンバーの完集は目指していません。例えば「44-1」でも「44-1-1」「44-1-2」……を
必ずしも網羅しようとはしていないのです。ですから、同じ広島営業所特注でも、愛媛県警・岡山県警
があって、広島県警がない、というようなことがあります。パトカー品番のバリエーションであっても、
ピカピカメッキは集めない、といったこともあります。コレクションのやり方は自由ですから、好きなよう
に集めましょう。どうも最近「こう集める」「こう作る」といった類の雑誌記事が多すぎるような気がするの
ですが…。
トミカの中から「日本のパトカー」だけを選んでのコレクションも、既にこの図鑑にアップしているだけで約300台の大所帯になってしまいました。これからコレクションをはじめようという方は、始めから無理をせず、現在定価で手に入るもの、これから発売されるものを中心にコレクションし、古い絶版ものについては機会とリーズナブルな価格に恵まれた場合に入手していくことをお奨めします。 |
Japanese Police Cars under the Tomica brand
-Translating following descriptions to language in your home country is fine.Please let me know
via email if you would like to do..
-Large part of Japanese police cars are painted with black and white without otherwise noted.
Description for prefectural markings on Japanese police cars
-Please try to check Japanese-Chinese "Kanji" letters on your Tomica models!!
警視庁 is pronounced "Keishi-cho", means Tokyo Metropolitan Police Department
北海道警察 is pronounced "Hokkaido-keisatsu", means Hokkaido prefectural police
青森県警察 is pronounced "Aomori-kenkeisatsu", means Aomori prefectural police
岩手県警察 is pronounced "Iwate-kenkeisatsu", means Iwate prefectural police
宮城県警察 is pronounced "Miyagi-kenkeisatsu", means Miyagi prefectural police
新潟県警察 is pronounced "Niigata-kenkeisatsu", means Niigata prefectural police
栃木県警察 is pronounced "Tochigi-kenkeisatsu", means Tochigi Prefectural Police
千葉県警察 is pronounced "Chiba-kenkeisatsu", means Chiba prefectural police
埼玉県警察 is pronounced "Saitama-kenkeisatsu", means Saitama prefectural police
神奈川県警察 is pronounced "Kanagawa-kenkeisatsu", means Kanagawa prefectural police
静岡県警察 is pronounced "Shizuoka-kenkei", means Shizuoka prefectural police
山梨県警察 is pronounced "Yamanashi-kenkeisatsu", means Yamanashi prefectural police
長野県警(察) is pronounced "Nagano-kenkei(satsu)", means Nagano prefectural police
愛知県警(察) is pronounced "Aichi-kenkei(satsu)", means Aichi prefectural police
岐阜県警察 is pronounced "Gifu-kenkeisatsu", means Gifu prefectural police
大阪府警 is pronounced "Oosaka-fukei", means Oosaka prefectural police
兵庫県警(察) is pronounced "Hyogo-kenkei(satsu)", means Hyogo prefectural police
奈良県警察 is pronounced "Nara-kenkeisatsu", means Nara prefectural police
滋賀県警察 is pronounced "Shiga-kenkeisatsu", means Shiga prefectural police
広島県警察 is pronounced "Hiroshima-kenkeisatsu", means Hiroshima prefectural police
岡山県警察 is pronounced "Okayama-kenkeisatsu", means Okayama prefectural police
愛媛県警察 is pronounced "Ehime-kenkeisatsu", means Ehime prefectural police
福岡県警察 is pronounced "Fukuoka-kenkeisatsu", means Fukuoka prefectural police
長崎県警察 is pronounced "Nagasaki-kenkeisatsu", means Nagasaki prefectural police
沖縄県警察 is pronounced "Okinawa-kenkeisatsu", means Okinawa prefectural police
Japan is divided into 47 prefectures.You are able to find some descriptions & informations with a map of Japan in English on the following website.
http://www.japan-guide.com/list/e1002.html
Vintage label "警視庁" is for the left side of car and for on trank compartment, "庁視警" is for the right side. "警"and "警察"are same,mean Police or Police Systems. |
このページでは、トミカの「日本のパトカー」を「品番順」にご紹介して行くことにしています。
当サイトと「姉妹サイト」の関係にあります 「Police Vehicles Museum」では、トミカの日本のパトカーを「車種別」にご紹介しています。Fシリーズの日本以外のパトカーも掲載されています。
新しいトミカ・パトカーから優先的に掲載されていますので、下のリンク・バナーからどうぞ。
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パトカーの屋根上識別標識
最近、トミカのパトカーで屋根上に「コールサイン・レター」を表示するものが多くなって来ました。これは『警察用航空機と警察車輌との相互の機動力の連携をより緊密にする』ために設けられたもので、『警ら用無線自動車等警察車輌の車輌識別の表示』(識別標識)と言います。つまりヘリコプターから見て、地上を走行中の警察車輌が特定出来るようにするためのものです。
識別標識を表示するのは、原則として警ら用無線自動車(小型警ら車を除く)、移動交番車、交通取
締用四輪車及び捜査用四輪車で、高度300メートルの上空から肉眼で視認可能な大きさとし、1文字の
大きさが縦60cm/横30cm/太さ10cmのゴシック体、黒色の吹付塗装、覆面車についてはマグネットシートで脱着するとされています。
京都府警では、警ら用無線自動車と移動交番車は「所属番号2桁+無線呼出名称1桁」の合計3桁、県警本部車輌では「無線呼出名称の番号(1桁または2桁)の上位に0を加えた」3桁の数字で表示するとしています。交通取締用四輪車と捜査用四輪車は「アルファベット中のある1文字(交通と捜査では別の文字)」+2桁の数字を表示するとしています。所属を番号でなく警察署の略号の漢字で表示する県警もあるようです。あらためてトミカの屋根上の文字をチェックしてみてはいかがでしょう。
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020-08 Nissan Skyline GT-R(R34),a car in the Anniversary 24 Gift Pack |
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2000年にトミカ30周年を記念し、24台のスペシャル仕様トミカをコレクションケースに入れて販売した「アニバーサリー24・Vol.2」セット中の1台。
これもR34のパトカーというものは通常品にはないため、ノーマルのR34(20-8)のバリエーションになります。埼玉県警には、R32覆面/R33制服/R34制服が実在したようです。トランク/リアスタビライザーには県警タンポなし。
このパトカー1台のために「アニバーサリー24」のセット全部を買うべきか否か、さんざん迷った挙句、私がネットオークションをはじめるきっかけになった1台。ちなみに「アニバーサリー24・Vol.1」には、ダッジ・コロネットのポリスカーが含まれます。
裏板の著作権表示は1998年、スケール1/61の表示。中国製。
Red boomerang light,black interior,smoke window, Saitama Prefectural Police tempa,black plastic base plate with 2F wheels, CHINA casting. |
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020-5-048 Nissan Skyline(R31),"Lottery Tomica" 5th season in a blind box |
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これも2004年3月25発売の「トミカくじ」第5弾中のモデル。
屋根上に「隠し式レッドビーコン」のカバー・アウトラインのタンポ印刷(ただし黒の上に濃いグレーの印刷のため、注意して見ないとほとんどわからない)、フロントに銀色の前面警光灯のタンポ印刷があり、「覆面パトカー」と特定の出来るモデルになっています。
One of car in "Lottery Tomica" series, issued in March 2004.
Black painted unmarked pursuit which has been operated by special highway enforcrment forces. Small printing on roof for cover of red flash ight (without red light),black interior, smoke window, covered front flash lights tempa, black plastic base plate, CHINA casting. 1/62 scale. |
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020-8 Nissan Skyline GT-R(R34), "Lottery Tomica" 5th season in a blind box |
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2004年3月25発売の「トミカくじ」第5弾中のモデル。
一見何の変哲も無い、メタリックのR34スカイラインですが、屋根上に「隠し式レッドビーコン」のカバーのタンポ印刷があり、「覆面パトカー」と特定の出来るモデルになっています。グリルには「GT-R」のエンブレム。
One of car in "Lottery Tomica" series, issued in March 2004.
Metaric gold painted unmarked pursuit which has been operated by special highway enforcrment forces. Small printing on roof for cover of red flash ight (without red light),black interior,smoke window,medium gray plastic base plate, CHINA casting. 1/61 scale. |
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020-9 Daihatsu Move Custom, special ordred issue by General Marchandise Store Apita-Uny |
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「アピタ ユニーオリジナルトミカ」の第16弾、「小型パトカー特集」のうちの第4弾の「ムーヴ・カスタム」。2006年11月の発売。
新しい金型でいちはやく企画をしていること、「兵庫」「長崎」といった、「警視庁」以外の県警表記を積極的に選んでいること、軽自動車の黄色いナンバープレートの色差しをしていることなど、アピタのパトカー・シリーズは、なかなかの進化をとげていると思います。やはり、量販店間での競争は厳しいのでしょう。
A special ordred issue by General Marchandise Store Apita-Uny in Nov.2006.
Red boomerang light,black interior,smoke window,"Hyogo Prefectural Police" tempa, black plastic base plate,CHINA casting, 1/57 scale. |
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021-02-110 Nissan Skyline Hard Top 2000 GTR(PGC10),limited issue by model car shop Iino |
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ミニカーショップ「イイノ」特注品。2ドア/オーバーフェンダー/リアスタビライザー付き/ワイドホィールという仕様。21-2には100を超えるバリエーションがあることにも驚きます。
画像の21-2-110の北海道警から、以下宮城(111)、新潟(112)、千葉(113)、神奈川(114)、静岡(115)、愛知(116)、京都(117)、大阪(118)、兵庫(119)、福岡(120)の11台の各道府県警バリエーションがあります。県警表示はタンポでなくシール。何故か「警視庁」はありません。
赤色灯(E)、ホイルは1Kと2Gですが、ホイルのバリエーションがあるわけではなく、前輪・後輪で違うホイルを履いています。後輪の方が大径です。赤シート、裏板は黒プラスチック。スケール1/62の表示。日本製。
Type(E) red dome light,red interior,clear window,Hokkaido Prefectural Police labels,black plastic base plate with 1K/2G wheels, JAPAN casting. |
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021-02 Nissan Skyline Hard Top 2000 GTR(PGC10),special ordered issue by general merchandising store Apita |
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イイノからわずかに遅れて登場した、アピタ2005年特注品。
およそ実在しないはずのKPGC10・2000GTRのパトカーの企画がこうも続くと、なんか釈然としない気持ちになって来るのは私だけでしょうか。
しかしイイノ製との違いは結構あり、裏板はメッキのダイキャスト、屋根上モーターサイレンなし、ボンネット・ヒゲ塗装なし(警察エンブレムのみ)、ホイルは銀ホットスタンプのない黒1色のタイプになります。こちらは中国製。
Type(E) red dome light, without siren on the roof,black interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,chrome diecast base plate, CHINA casting. |
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021-02 Nissan Skyline Hard Top 2000 GTR(PGC10),special ordered issue by model car shop Iino |
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ミニカーショップ「イイノ」による、2004年特注品のうち、屋根上に「所 3」のタンポのあるもので、「本所警察署所属車」。
当時本所署にはKPGC10スカイラインがあった、わけではなくて、錦糸町イイノさんの「地元」ということでのセレクションでしょう。タンポなしのモデルよりいくぶん遅れて市場に出ていたような気がしますが、定かではありません。日本製。
Type(E) red dome light and white siren on the roof,black interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Department" and "所 3" means "Honjo police station car #3" tempa,chrome plastic base plate, JAPAN casting. |
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021-02 Nissan Skyline Hard Top 2000 GTR(PGC10),special ordered issue by model car shop Iino |
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ミニカーショップ「イイノ」は、2004年に再び2ドア・KPGC10のパトカーを作りました。
最近作だけあって、マーキングは全てタンポ印刷、県警パリエーションはどうやら「警視庁」のみ、ボンネットに「ヒゲ」塗装と金色の警察エンブレムがあり、屋根上にモーターサイレンが載ります。
シートも黒になりました。裏板はクロームメッキですが、プラスチックのようです。珍しく日本製。
Type(E) red dome light and white siren on the roof,black interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,chrome plastic base plate, JAPAN casting.
I believe that Tokyo Metropolitan Police Department did not equip and operate KPGC10 Skyline. |
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021-4 Subaru 360, Tomica Factory in Tomica Expo in Osaka 2003 |
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2003年ゴールデンウィーク開催の「トミカ博in OSAKA」での「トミカ組み立て工場」で提供されたもの。2003年「トミカ博」のテーマが「緊急車」だったということもあり、パトカー/消防指令車/道路パトロールカーの3種のボディがありました。シートカラーは黒のみで、したがってパトカーとしての他のバリエーションは存在しません。テールランプに赤の色差しがあります。リアは「警視庁」タンポなし。
A special car for "Tomica factory" in Tomica Expo in Osaka 2003. The customers could assemble a car by themselvs in the event.Type (China) red dome light, black interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" side tempa (without rear), unpainted metal base plate with 5 spoke wheels, CHINA casting. 1/50 scale. |
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021-4 Subaru 360, special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注パトカー第3シーズン(2005年4月〜9月)の第5弾で、2005年8月の発売。「夏休み特別篇」で、制服PC/捜査用PCの2台のスバル360が同時発売になりました。
トミカ工場同様の「警視庁」タンポですが、屋根上に「警036」、リア「警視庁」タンポあり、リアテールランプに赤、フロントにオレンジのウインカー、金の警察エンブレムが入ります。
A special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado issued in August 2005.
Type (China) red dome light, black interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" side and rear tempa, "警036" call sign on roof, unpainted metal base plate with 5 spoke wheels, CHINA casting. 1/50 scale. |
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021-4 Subaru 360, special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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スバル360の制服PCと同時発売の「捜査用パトカー」(イトーヨーカドー特注パトカー第3シーズン(2005年4月〜9月)の第5弾)。
ボディを色替えしただけでなく、屋根上回転灯をわざわざ涙滴型レッドビーコンに替え、制服PCでは警察エンブレムだったものを「スバル」エンブレムに替えるなどのこだわりを見せています。容疑者車両の追跡には向かないでしょうが、「張り込み」にはいいかもしれません…。
A dark blue painted unmarked detective car issue by General Marchandise Store Ito-Yokado in August 2005.
Detective type red ligh, black interior, clear window, unpainted metal base plate with 5 spoke wheels, CHINA casting. 1/50 scale. |
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021-4-12 Subaru 360, limited issue for "Ladybird Fair" by Tomy |
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その後スバル360のパトカーも増殖しましたが、これはトミー純正、「てんとう虫フェア」として売られたものの1台で、もちろん当時はスバル360のパトカーはこの1台だけでした。
このモデルにはシール貼りが似合っているかもしれません。スケールは1/50で、やはりスバル360は小さいんですね。架空仕様は承知の上で、トミカ・リミテッド・ヴィンテージの「スバル360カスタム」(バン仕様)のパトカーが見たくなります。
A limited issue for "Ladybird (Tentou-mushi) Fair" by Tomy.Type (E) red dome light, red(R) interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" lavels, unpainted metal base plate with 1H wheels, JAPAN casting. 1/50 scale. |
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021-4-45 Subaru 360, special ordered issue by model car store Iino in Tokyo |
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こちらはスバル360制服PCのうち、イイノ初期の特注品で、「1K」というワイドホイルを履いているのが目印になります。案外このワイドタイヤが人気があるようですね。
県警マーキングはシール貼りで、警視庁(34)、北海道警(35)、宮城県警(36)、以下新潟(37)、千葉(38)、神奈川(39)、静岡(40)、愛知(41)、京都(42)、大阪(43)、兵庫(44)、福岡(45)、となります。(カッコ内はバリエーション番号。)シール・バリエーションをコンプリしようなんて考えは潔く捨てましょう。これに比べれば、最近のイイノ特注品の屋根上コールサイン・バリエーションの方が、まだ可愛いというものです。シールは貼りかえるだけでいいので、バリエーションづくりが簡単だった、というわけです。赤色灯は「てんとう虫フェア」と同じタイプ(E)。
A reproduction from model car store Iino in Tokyo.Type (E) red dome light, red(R) interior, clear window, "Fukuoka Prefectural Police" lavels, unpainted metal base plate with 1K wheels, JAPAN casting. 1/50 scale. |
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023-2-15 Honda S800M Highway Patrol, special ordred issue by model dar shop Ikeda |
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ミニカーショップ「イケダ」の初期の特注品で、エスハチの白黒パトカー。数あるトミカの制服(白黒)パトカーの中で、おそらく屋根上赤色灯を持たない唯一のモデルではないでしょうか。
その後の「幻走セット」などの影響のため、バリエーションの目新しさをねらった架空のモデル、と思われるでしょうが、実はS800のパトカーは愛知・岐阜・静岡県警に実在したのです。「ホンダ高速隊」のところでふれないままになってしまいましたが、ネコパブ刊・「ホンダ・スポーツ」p114-115に、少なくとも愛知県警にクーペ1台・岐阜県警コンバーチブル1台が実在したとの記述と、岐阜県警の廃車体の写真が掲載されています。
岐阜県警のコンバーチブルは、ハードトップ着脱可能で運用され、ルーフ上に回転灯を設置できないため、ボディにポールを立てて(アウトバーンのポルシェ356ポリツァイのように)その上に回転灯を置いたそうで、配属先は高速道ではなく県警本部交通補導課白バイ隊、県下の国道19号・41号でよく取締りをしたそうです。1966(昭和41)年から4年間程度運用されたそうで、したがって着脱式ハードトップ上に赤色灯の無いイケダのモデルは、良く考証されたものなのです。ただしトミカの金型がボディ一体で再現しているのは、キャンバス製ソフトトップのようですね。ダイキャスト製裏板は、黒くイブしたような不思議な色をしていますが、変色したわけではなく、最初からこういう仕上げだったようです。イケダが真面目な特注品づくりをしていた時期があったことが、懐かしく思い出されます。
Gifu Prefectural Police actually operated Honda S800 convertible for Highway pursuit in 1961-1966.
No red flash light,black interior, clear window, "Gifu prefectural Police" tempa, black dicast base plate with 2F wheels, JAPAN casting. 1/51 scale. |
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024-5 Toyota RAV4, a car in the "New DX-RC Car Trailer" gift pack |
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「RAV4」の白黒パトカーで、「NEW DX/RCトミカトレーラーセット」に同梱された14台中の1台。オーバースケールの(巨大)なプラスチック製ラジコン・カートランスポーターとセットになった商品でした。付属する14台の中には、もう1台、R34スカイラインの黒の覆面PCが含まれていました。
R34覆面のところでも書きましたが、パトカー2台のために、大きなセットを買うはめになったのが懐かしく思い出されます。ラジコン・メカを取り外して何か他のものに積もう、なんて空想しながら、結局は計画倒れに終わりました。シール類は、ラジコン・トレーラーのマーキングや何やらと一緒に印刷されているため、通常の警視庁ラベルとは少しニュアンスが異なります。
A car in the "New Car Trailer" gift pack.There were 14 Tomica cars and a radio controled so so large car transporter in the same box. Red boomerang light,light gray interior,smoke window,"Tokyo Metropolitan Police Department" labels, black plastic base plate, CHINA casting.1/57 scale. |
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025-4 Mitsuoka Le-Seyde in the "Fantastic Police Cars" gift pack |
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2003年4月の「幻走ポリスカーセット」に同梱された光岡 ラ・セード。トミカ・イベントなどで販売された4台アソートで、他の3台は「15-6 ダイハツ・コペン」「40-4 スカイライン R33レーシング・パトカー」「95-3 ロンドンバス機動隊輸送車」でした。
「ロンドンバス輸送車」とともに最も「幻走」的なのがこの「ラ・セード」ですが、海外の警察ではイベント参加や広報活動用に、警察官たちの手作りで実際にこういうクルマを作ったりするので、案外「幻走」的とばかりも言えないのです…。
A car was assorted in the "Fantastic Police Cars" Gift Pack issued in Apr.2003.
Type (China) red dome light, brown interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa, black painted metal base plate, CHINA casting. 1/68 scale. Japanese Police Forces have not operated this kind of car actually. |
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026-1 Toyota Celica 1600GT, special ordred issue by General Marchandise Store Apita-Uny |
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同じくアピタユニー・オリジナル、「ユニー株式会社誕生35周年」「歴代トヨタスポーツカーセレクション」中のセリカ1600GT。2005年11月の発売。もともとは1971年10月から、1978年7月まで生産された金型。
サイドウインカーにオレンジ、ドア直後の車名ロゴタイプにシルバーの印刷。このモデルも裏板はダイキャストで、黒塗装。アピタのシリーズはマーキングは一貫して「愛知県警」ですが、これはこれで徹底していてよろしいかと思います。
A car in the series of "Historical GT cars selection from Toyota", for commemorative issues for 35th anniversary of Uny Company Limited, issued in 2005.
Type E dome light,black interior,clear window, "Aichi prefectural Police" tempa,black painted metal base plate,CHINA casting. 1/60 scale. |
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027-6 Toyota Will Vi, special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第1シーズン(2003年4月〜9月)の第3弾で、2003年6月の発売の「ウィル・ヴイアイ」。
シトロエン・アミを思い出させる独特のリア形状で、TN360(第1弾)/bB(第2弾)に次いでこれもパトカーらしからぬ車種選択の1台。ヨーカドー特注第1シーズンは、「カッコいい」系の車種選択を完璧に放棄しているところが、大変に個性的です。最もその反動で、第2シーズン(2003年10月から)には、ランエボやスカイライン/RX-7などが登場せざるを得なくなったのかもしれませんが。
Type E dome light, light gull grey interior,smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/60 scale. Issued in June 2003. |
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028-6-7 (S-07) "Oto ga deru Tomica" Toyota Crown GS130type |
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「音が出るトミカ」シリーズ中の1台。「音が出る」というのは、「サウンドトミカ」「サイレントミカ」の前身ということになります。モータートミカと違って専用の金型ではなく、通常品トミカの金型を流用して車内にサウンド装置を仕込んだ製品です。
元の金型は、1988年発売の55-5のクラウンで、8代目であるGS130系(1987年〜)の「4ドア・ハードトップ・ロイヤルサルーン」。この金型は、「道路パトロールカー」にはなっているものの、どうしたものか制服パトカーは作られていないのですね。その後の特注品でも作られていないはずです。これは「トミカ七不思議」のうち二番目かも…。そのうち「アピタ」あたりが目を付けるでしょうか。
A car in series with emergency sound and light flashing with battery. Flashing type red bar lamp, electronic device instead no interior,"Tokyo Metropolitan Police Department" label, black plastic base plate, JAPAN casting.1/63 scale. |
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03-4 Toyota Hiace accident van, Tomica-Mate series |
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こちらは旧型のハイエース、発売は「(株)ユーメイト」で、「トミカメイト・はたらくトミカシリーズ」中の1台。屋根上に「事故→」の起倒式警告板を付けた事故処理車仕様となっています。
これもトミー・ルートからの流通ではないため、存在に気づかれなかった方も多いのではないでしょうか。トミーで償却後の金型を流用しているために、旧型ハイエースになっているものと思われます。
Large type red dome light for police van, black interior,clear window, white plastic warning sign on roof,"Tokyo Metropolitan Police Department" lavels, black plastic base plate, CHINA casting.1/66 scale. |
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031-5 Nissan Cima, special ordred issue by General Marchandise Store Aeon-Jusco |
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イオン─ジャスコの特注品で、プラ製の交通標識入りで販売されたシーマの「交通指導車」。
31-5のシーマにも通常品でパトカーは無いので、ノーマルセダンのバリエーションということになります。たぶんヨーカドーとの競争も意識されていて、単にどこかの県警の制服PCとしなかったところが「オリジナリティ」でしょうか。
The edge of red bar light is round (China type),black interior,smoke window, "Leading Vehicle for Traffic Safety" tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/65 scale |
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032-4 Toyota Corolla Sedan, special ordred issue by General Marchandise Store Aeon-Jusco |
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「カローラ・セダン」(1983年10月発売の金型)のパトカーとしては、「32-4-5」で「トミカ交通安全教室セット(A)(C)(G)」(G-134/172/270)に同梱されたものがありましたが、こちらは「イオン-ジャスコ」特注品の「カローラ・シリーズ」中の1台で、2007年3月の発売。
「安全教室セット」が回転灯だったのに対して、こちらはバーランプを付けます。「安全教室セット」中のモデルは入手しにくいですから、80年代のクルマのモデルとしての意義は大きいでしょう。
A special ordred issue by General Marchandise Store Aeon-Jusco.
The edge of red bar light is round (China type),black interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate,CHINA casting, 1/61 scale. |
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032-4-5 Toyota Corolla Sedan, a car in the "School of Traffic Safety"(G-134) gift pack |
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1983年10月発売の金型を使った「カローラ・セダン」のパトカーで、「トミカ交通安全教室セット(A)」(G-134)に同梱されたもの。クラウン/セドリック以外のセダン型パトカーというのは、大変に珍しかった時代のモデルです。
ここのところ、新しい量販店特注モノばかりアップしているので、赤シート/紙ラベルのパトカーがひときわ懐かしいです。白塗装が既に変色して来ていますが。今回アップする12台のうちで、ただ1台の日本製トミカです。
Type E dome light,red interior,clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" labels, black painted metal base plate, JAPAN casting. 1/61 scale. |
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032-7 Toyota Crown training car, a promotional car by Hobby Products |
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「ホビープロダクツ」特注による「市川交通刑務所教習車」で、ベースは「32-7」の新しいクラウン。
「警察大学校」セドリック、「宮崎県警察学校・交通事故実習車」「神奈川県警・交通機動鑑識班」(いずれも日産キャラバン)などを送り出して来たホビープロダクツですが、企画もここに極まったと言えるでしょう。35-7の通常品のセドリックに文字のタンポ印刷を加えた二次加工品で、トミーの工場製作による「特注品」とは性格が異なります。
おかげさまで交通刑務所に入ったことは(まだ)無いので、市川にこういう「教習車」があるものかどうか、私にはわかりません…。
An instruction car in the Icikawa Prison for traffic crimes which was ordered by hobby shop Hobby Products. I believe that the special tempa was not printed in Tomy's factory.
"Training Car" "Icikawa Prison for traffic crimes" tempa are added on 32-7 Toyota Crown as silver painted regular issue.I have no information whether there are really these tipe of training cars in the Icikawa Prison for traffic crimes. |
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033-5 Toyota Celica LB 2000GT-R, Tomica Special Model No.24 |
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トミカのイベントなどで限定販売される「特別仕様トミカ No.24」のセリカ・パトロールカー仕様。
ワイドホイールを履き、ブーメラン・ライト中央に銀のペイントが入るなど、なかなか精悍な仕上がり。金型は1986年5月発売のもの。
Limited edition by Tomy for selling in Event.
Red boomerang light,dark red interior,smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department, CERICA GT FOUR" tempa,black plasticl base plate,CHINA casting. 1/58 scale. |
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033-6 Toyota Supra, in the "Lightning Fast Running Police Cars" gift pack |
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金型は33-6のスープラ、メタリックシルバーの覆面PCで、「疾走ポリスカーセット」中の1台。同じスープラの制服PCとは違って、ワイドタイヤを履きます。
屋根上は、涙滴型の着脱式レッドビーコン。ポリスカーだけ4台、トミカのイベント会場などだけで販売される(通常の玩具売場には出ない)限定セットとあって、発売時には大いに動揺し、入手を焦ったのが、懐かしく思い出されます。ただしその後はこの種の「限定ポリスセット」に追いかけられることになりました。
A car was assorted in the "Lightning Fast Running Police Cars" gift pack.
A metallic silver painted unmarked highway pursuit, detective type red lights,black interior,clear window,black plastic base plate, CHINA casting.1/60 scale. |
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033-6-17 Toyota Supra, a car in a "Emergency vehicles (C)" gift pack |
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33-6のスープラ、こちらは「ハンカチマップ」よりも遅く、「緊急車両セット(C) 」(G-362)に同梱されたもの。「ハンカチマップ」にあった屋根上の「05」の識別標識がありません。
この頃から、「クラウン」「セドリック」「フェアレディ」といった通常品以外の車種がパトカーになってセット品などに入れられる頻度がめっきり多くなったような気がします。
A car in a "Emergency vehicles (C)" (G-362) gift pack.
The edge of red bar light is round (China type),red interior,clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" labels, (without letters for identification "05" tempa), black painted metal base plate,CHINA casting. 1/60 scale. |
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033-6-4 Toyota Supra, a car in a gift pack with handkerchief |
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33-6のスープラ、通常品ではパトカー仕様は無いため、ノーマル・スープラのバリエーションということになります。これは「トミカハンカチマップBタウンセット」(G-293)と称し、トミカタウンのマップを印刷したハンカチと同梱されて売られたもの。1996年5月頃の発売。
「 緊急車両セット(C)」にも同じスープラのパトカーがありますが、「ハンカチマップ」のものは屋根上に大きく「05」の識別標識がタンポ印刷されていることが違っています。
私がネットオークションをはじめたばかりの頃に入手したもので、こんなモデルが手に入ること自体が大変に新鮮な体験でした。屋根上「05」以外の「警視庁」マーキングは「サウンドトミカ・ラベル」、赤(R)シート、11Fホイル、中国製(スープラのパトカーで「日本製」はありません)。テールランプ部分に赤・オレンジ・白・黒の印刷が入ります(33-6のバリエーション全に共通)。
A car in a gift pack with handkerchief which was printed map of Tomica town.
The edge of red bar light is round (China type),red interior,clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" labels and letters for identification "05" on roof tempa,black painted metal base plate with 11F wheels,CHINA casting. 1/60 scale. There are not Japanese castings at this Supra police car. |
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034-3-11 Honda Civic Country, issue by Tomy for Promotion of Japanese Police Cars |
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トミーによる「ポリスカーフェア」での販売品。当時は、パトカーとしての車種選択の珍しさが際立ったモデルでした。いずれにしても、こういうワゴンの金型は少ないのです。もとは1981年2月発売の金型。裏板は無塗装のダイキャスト。
自分で好きな県警のシールを貼るための47都道府県警察の大型シールが付属します。この47都道府県シール付きモデルは47種でひとつのバリエーションなので、県警違いを集める必要はありません。
警察エンブレームシールの地は、通常品の黒と異なって白で、1枚のシートに2つ付いていました。(したがって、何度も書いていますが、この余剰シールを他のモデルに貼り付けたものが市場に出回っています。)
A limeted issue by Tomy for Promotion of Japanese Police Cars.
Type (E) red dome light,red interior,clear window, unpainted metal base plate with 1H wheels,JAPAN casting. 1/59 scale.A sheet of labels for 47 prefectural police in Japan was added. I put on labels of Yamanashi Prefectural Police on the car. |
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034-4-11 Nissan(Datsun) Bluebird Wagon,limited issue by model car shop Ikeda |
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イケダはSSSクーペに続いて、今度はワゴン金型でプルーバードのパトカーを作りました。SSSクーペと違って、タンポは「埼玉県警」の1種のみ、SSSクーペ同様にこれもタンポはドアサイドだけで、ボンネットやリアゲートには何もマーキングはありません。赤色灯(E)・ホイルは金色ホットスタンプの1HG。スケール1/60の表示。
Type(E) red dome light,red interior,clear window,Saitama Prefectural Police tempa,black plastic base plate with 1H wheel, JAPAN casting. |
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034-6 Mitsubishi Lancer Evolution Z GT-A,special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第2シーズン(2003年10月〜2004年3月)の第3弾で、2003年12月の発売の「ランサーエボリューション VII GT-A 捜査用パトロールカー」。
交機系覆面ではなく、わざわざ「捜査用」というネーミングで、同じランエボの制服PCと同時に発売されました。ラジエータグリル内に前面警光灯のタンポと銀のスリーダイヤのタンポが入る凝りよう。リアのスタビライザーがかなり勇ましいです。
ランエボについてはよくわかりませんが、少なくともギャランVR-4(E84A系)では、実際にリア・スタビライザー付きの覆面パトカーが大阪府警などにあったようです。
A black painted unmarked detective-security service car.Detective type red light,black interior, smoke window, a couple of red flash light tempa at front ,black plastic base plate,CHINA casting. 1/60 scale.Issued in Dec.2003. |
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034-6 Mitsubishi Lancer Evolution Z GT-A,special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第2シーズン(2003年10月〜2004年3月)の第3弾で、2003年12月の発売の「ランサーエボリューション VII GT-A パトロールカー」。2002年発売の新しい金型。
ヨーカドー第2シーズンは、8台中三菱車が3台も含まれ、かつ「第3弾」のランエボでは白黒PCと、黒の覆面PCの2台が同時発売されました。黒シートなのでわかりづらいですが、スモーク・ウインドを付け、ワイドホイルを履きます。目立たないですが、スタビライザー部分が黒で仕上げられています。
Red boomerang light,black interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/60 scale.Issued in Dec.2003. |
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034-6 Mitsubishi Lancer Turbo,special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第3シーズン(2005年4月〜9月)の非売品の応募景品用で、2005年10月頃に配布された「ランサー・ターボ パトロールカー」。1982年8月発売の金型。
ラリー用のフォグランプであった部分に前面警光灯の赤が入り、フロントはヘッドランプ以外に丸4灯という、ものものしい面構えになりました。ヨーカドーパトカーとしては、いまのところ最終モデルということになります。
The edge of red bar light is round,black interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" and "警(police)015" tempa,black plastic base plate with 2G wheels,CHINA casting. 1/60 scale. |
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035-3 Mitsubishi Pajero "Big Foot",special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第2シーズン(2003年10月〜2004年3月)の第1弾で、2003年10月の発売の「パジェロ ビックフット パトロールカー」。「69-4」の初代パジェロは、「35-3」として「ビッグフット」仕様(1991年6月発売)が作られており、この金型を利用しています。ホイルは「18BW」という大型のもので、当然ながら裏板が「69-4」とは異なります。マーキングは山岳地帯での運用を意識して長野県警。
ヨーカドー特注パトカーは、第1シーズンを「非売品」も含めてやっと7種コンプリートしたと思う間もなく、この「ビッグフット」が出たので、大変に驚きました。
The edge of red bar light is round,black interior, clear window, "Nagano Prefectural Police" tempa,black plastic base plate with extraordinary large "18BW" wheels,CHINA casting. 1/60 scale. |
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036-4 Toyota Crown JZS140 Majesta, a car in the "Ehon Tomica" series with a booklet |
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一見同じような昇降式警光灯の装備車ですが、これはJZS170系・ハイブリッド(92番)ではなく、第9代・JZS140系(36番・通常品55番)「マジェスタ」の金型。
2005年1月末発売の「絵本&トミカシリーズ4」として売られたもので、通常品に対してこちらは「警視庁」と警察エンブレムがタンポ印刷になり、窓サッシ回りにも黒が入れられています。
Red boomerang light with lifting system,dark grey interior,smoke window,"Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate, CHINA casting.1/64 scale. |
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036-4-1 Toyota Crown Majesta |
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2001年発売の通常品。2000年発売の「スーパーポリスカーコレクション」中のモデルは、55-6の「マジェスタ」セダン(第9代・JZS140系)の色替え品でしたが、この金型に昇降式警光灯を付け、通常品のパトカーとして「36番」の品番を与えたもの。シートが黒に、ウインドはスモークになりました。フロントの黒の「ヒゲ」塗装の形状も異なっています。
トミカのパトカーは「クラウン」と「セドリック」で交代を続けていたのですが、この36番のマジェスタの発売で、58番のセドリックと並存することになりました。
ただしマジェスタは、クラウンとしては「お下がり金型」なので、最新のセダンは92番「クラウン・ハイブリッド」/109番「クラウン・アスリート」(11代目・JZS170系)が加えられることになります。どうも私の年代では、クラウンが一目で識別できるのは110系ぐらいまでで、このあたりまで来ると皆同じに見えてしまいます…。
Red boomerang light with lifting system,dark grey interior,smoke window,"Tokyo Metropolitan Police Department" labels, black plastic base plate, CHINA casting.1/64 scale. |
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040-4 Nissan Skyline R33 Racing in the "Fantastic Police Cars" gift pack |
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2003年の「幻走ポリスカーセット」中の1台。イベント会場などで限定販売されたギフトセットでした。R33ですが、20-7の金型ではなく、40-4の「スカイライン・レーシング」をベースにしており、そのため極めて「幻走」的なシルエットを見せます。中国製。
昇降式警光灯は「警ら」なんですが、交機・高速としか思えない「レーシング」モデルが昇降式を付けてます。あんまりわかってくれていないようです…。コレ、空力を全く無視してますよね。
A car was assorted in the "Fantastic Police Cars" Gift Pack.
Red boomerang light,black interior,smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate with 2G wheels, CHINA casting. |
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041-4 Isuzu Super Hi-Decker Riot Police Bus assorted in the 'Super Police Cars Collection' Gift Pack |
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「いすゞスーパーハイデッカーバス」の機動隊輸送車で、2000年11月発売の「スーパーポリスカーコレクション」(5台アソート)に同梱されたもの。それまで、機動隊輸送車はダイヤペットのものだけで、トミカでは初めて、それも新カラーのものだったので喜びました。後のアピタ版には無い、窓の投石防護ネットの表現にも感心したものです。前面警光灯のタンポがフロントに入ります。
かつては機動隊の輸送車は、短距離の移動と警備を想定した路線バス型でしたが、輸送車は部隊の移動だけでなく仮眠所などとしても使用されるため、居住性の向上が望まれています。先日新潟中越沖地震の際の広域派遣では、警察部隊が民間の観光バスをチャーターして移動している例もありました。まだまだ警察車両の居住性が高くない所以でしょう。同じバス型ボディでも、金網を貼った警備用の車両と、長距離移動用の輸送車は分けて考えざるを得ないということでもあります。
Blue and white painted riot police bus in the 'Super Police Cars Collection' Gift Pack.
The edge of red bar light is round (China type), dark blue interior, dark smoke window patern printing of wire net for stone-throwing protection, dark blue plastic base plate, CHINA casting, 1/145 scale. |
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041-4 Isuzu Super Hi-Decker Riot Police Bus, Special ordred issue by General Marchandise Store Apita-Uny |
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アピタ・ユニー・オリジナルで、「金シャチ小隊」バスとしては、ボンネットバスよりも先輩で、2004年10月の発売。「金のシャチホコ」シンボルと、「管1」のマーキング、フロントには警察エンブレムを付けます。ブルーの色調は、トミーの「スーパーポリスカーセット」中のものなどに合わせたものでしょうが、現在の目で見ると、明らかに濃すぎます。バーランプ中央部の白塗装と、窓回りの投石防護ネットの表現は省略されています。
「いすゞスーパーハイデッカーバス」は、1988年発売の金型で、思いのほか古いものです。
Blue and white painted riot police bus belonged Aichi Prefectural Police.
The edge of red bar light is round (China type), dark blue interior, dark smoke window, 'golden killer whale' symbol tempa, dark blue plastic base plate, CHINA casting, 1/145 scale.
'Golden killer whale' is a histrical symbol of Nagoya Castle in Aichi prefecture. |
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043-1-8 Toyota Century, special ordred issue by Tomy Nagoya office |
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「おもちゃ警察隊」まで動員しても、日産車で更新分12台に届かないので、日産車のフォローを終了し、「トヨタ」に戻ることになりました。
トミー名古屋営業所が、「センチュリー」の特注品として制作したもので、「愛知県警察」のシールが付属しました。既に1Hホイルの時代になってはいましたが、大変に重厚なモデルで、トミカの作ったパトカーの上位1─2位の位置を与えられるモデルなのではないでしょうか。ヘッドライトはクリアパーツです。赤色灯は(D)、シートは赤(R)。
Type (C) red dome light,red(R) interior,clear window,"Aichi Prefectural Police" labels, unpainted metal base plate with 1H wheels, CHINA casting.1/66 scale. |
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044-1 Nissan(Datsun) Fairlady Z432, reissued model |
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中国製再生産モデル。2000年10月に「復刻トミカ180円アソート2」(黒箱復刻品)として売られました。マーキングは全てタンポ印刷なので、すぐに復刻品と識別できます。スケール1/60・裏板の著作権表示はツブされています。ホイルは白で、旧1Aホイルをイメージさせるもの。
Reissued model by Tomy in Oct.2000, NOT vintage.
Red dome light,red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa,
unpainted metal base plate,CHINA casting.
Please do not pay much money for reissued model!! |
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044-1-01 Nissan(Datsun) Fairlady Z432 |
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44-1のうち、最初期の44-1-1で1Aホイルを履きます。1Aホイルというのは、製品によって白の濃度などにずいぶんとバラ付きがあり、「誰かが白ペイントで塗ったのでは??」と疑いたくなるようなものもあります。タイヤの接地面も丸みを帯びているのが特長です。
稀少性のゆえになかなか高価になってしまうので、信頼のおけるお店・出品者からの購入をお奨めします。シールを貼っていないものが珍重されるようですが、シールも貼ってあり、多少状態の悪いものを少し安価に入手する、というのも一方法かと思われます。
44-1では、4-1クラウンのような赤色灯(A)(B)のモデルはなく、1Aホイルのモデルでも赤色灯は(C)を付けています。
A car in regular products by Tomy,issued in 1974.
Type(C) red dome light,red interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Department" labels,unpainted metal base plate with 1A wheels, JAPAN casting.
Without "(C)1974" moldings on the base plate. |
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044-1-08 Nissan(Datsun) Fairlady Z432 |
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1970年9月発売のトミカ草創期の6台のうち、6番の「Z432」をパトカーにしたもの。1971年7月〜1975年10月の生産。最初期の44-1-1は、初期1Aホイルを履くために稀少。
画像のモデルは1Fホイルを履きますが、裏板に「(C)1974」の著作権表示があるため、044-1-8 になります(1Fで「(C)1974」がないものは044-1-6)。赤(R)シート・赤色灯タイプ(C)・スケール1/60。
A car in regular products by Tomy,issued in 1974.
Type(C) red dome light,red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department labels,unpainted metal base plate with 1F wheels, JAPAN casting. |
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044-1-10 Nissan(Datsun) Fairlady Z432,Tomica Limited 0051 |
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ネコ・パブリッシング刊「トミカ・コレクターブックNo.12・カーマガジン エディション」の「特別付録・特注トミカリミテッド」。小冊子と特注トミカリミテッドがセットになり、書店で販売されたシリーズの最後のモデル。よもや「パトカー」は出るまいと思い、交換用にせっせと海外に送っていたシリーズでしたが、最後になって中央道・府中分駐所のZ432が出ました。2005年3月26日発行・発売。
親切に貼り替え用シール付きですが、愛知県警・神奈川県警にZ432はいたのでしょうか?
きっと神奈川県警は240ZGの分なのでしょう。中国製。
A special ordered issue in Tomica Limited Collector's Book series by Neko Publishing in 2005.
Red dome light,black interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa,
metalic dark grey painted metal base plate,black disc with rubber tires,CHINA casting.
Tokyo Metropolitan Police Department did really operate this car for duties of trafic low enforcement on Chuo(Central Japan) Express Way in 1970s. |
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044-1-10 Nissan(Datsun) Fairlady Z432,limited issue by Maruei |
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名古屋(栄)と豊橋に店舗を持つ百貨店「丸栄」の特注品。なぜかドアサイドだけに「警視庁」のタンポ印刷があり、ボンネット上とリアゲートには添付のシールを貼り付けるようになっていたようです。シートカラーが特殊(リスト上では「CP・肌色ピンク」ですが、実際は薄茶)なので、すぐにそれとわかるモデル。
赤色灯がタイプ(E)になります。ホイル1H・スケール1/60・裏板の著作権表示はツブされています。丸栄は一時期熱心に特注トミカを作りました。
A limeted issue which was ordered by Japanese departmentstore Maruei in Aichi prefecture.
Type(E) red dome light,light brown interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa on doors,unpainted metal base plate with 1H wheels,JAPAN casting.
Labels for hood & trank compartment were put into the box. |
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044-2 Nissan(Datsun) Fairlady 240ZG, Tomica Limited 0027 |
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「トミカ・リミテッド」シリーズとして、ウインカーなど各所にタンポ印刷されたクォーリティ・アップ版として発売されたもの。裏板がメタリック・ダークグレイに塗られるほか、ゴムタイヤを履きます。スケール1/60・裏板の著作権表示は1975年のまま。
A car in Tomica Limited series by Tomy.
Red dome light,black interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa,
metalic dark grey painted metal base plate,dark grey disc with rubber tires,CHINA casting. |
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044-2 Nissan(Datsun) Fairlady 240ZG, reissued mode |
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中国製再生産モデル。2002年9月26日発売の「トミカミュージアム緊急車館」中の1点として売られたもの。箱を失った復刻品の見極めは「MADE IN CHINA」が基本ですが、このモデルもマーキングが全てタンポ印刷なのですぐに識別できます。子供が遊んでしまって、いかにもヴィンテージのように見える復刻品に気をつけてください。
スケール1/60・裏板の著作権表示は1975年のまま。
Reissued model by Tomy in Sept. 2002.
Red dome light,red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa,
unpainted metal base plate,CHINA casting. |
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044-2 Nissan(Datsun) Fairlady 240ZG, reissued model |
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子供服事業を営む、アパレルの「モリリン」の特注品で、2005年年頭企画の子供服福袋に同梱されたもの。白シートが大変に珍しく、福袋同梱品と言いつつ、コレクター向けの差別化がはかられています。裏板はダイキャストでクロームメッキ、ホイルは5本スポークで11Fでしょうか。トランク上には「警視庁」タンポなし。恐れ多くて、ブリスターから出せなくなってしまった1台。
スケール1/60・裏板の著作権表示は1975年のまま。中国製。
Reissued model,limited issue by Moririn,a trading company for industrial,comercial and retail textiles.
Type (E) Red dome light,white interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment tempa,chrome diecast base plate,CHINA casting. |
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044-2 Nissan(Datsun) Fairlady 240ZG, special issue by Tomy for Tomica events |
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何を思ったか、突然トミー「純正」の「トミカイベントモデルNo.08」で、「240ZG」の神奈川県警仕様が発売に。旧車イベントで神奈川県警240ZGの実車が展示されたりしたことが関係しているんでしょうか。
「44-2」が現役時代は「警視庁」シールばかりでしたから、トミーが「神奈川県警の240ZG」のミニカーを出すに至るまでに30年かかったことになります。
警察エンブレム/ウインカー/Fairlady-Zのエンブレム類などの精緻なデキに、新しさを感じます。リアゲート上のボディ側に「TOMICA EVENT MODEL」の印刷がありますので、再生産モデルとしての識別は容易でしょう。
裏板刻印の「No.58」はノーマル・フェアレディのものです。こんなに真っ白ではなく、もうちょっと黄味のあるアイボリーホワイトで塗装したらどんなものかといつも思うのですが。
Reissued model by Tomy for Tomica events.
Type(CHINA) red dome light,red interior,clear window, "Kanagawa Prefectural Police" "TOMICA EVENT MODEL"tempa,metalic gray painted metal base plate,CHINA casting, 1/60 scale. |
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044-2-02 Nissan(Datsun) Fairlady 240ZG |
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44-1と良く似ていますが、トミカとしては2代目フェアレディ。販売期間は1975年10月〜1980年1月。ヘッドランプにクリアレンズが入っているのが識別ポイントです。裏板はノーマル用品番の「No.58」のまま。赤(R)シート・赤色灯タイプ(C)・1Hホイル・「警視庁」小型ラベル。スケール1/60・裏板の著作権表示は1975年。
A car in regular products by Tomy.
Red dome light,red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department labels,
unpainted metal base plate with 1H wheels,JAPAN casting. |
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044-3-01 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT |
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トミカ3代目のフェアレディとなり、赤色灯がバーランプになりました。販売期間は1980年1月〜1984年5月。
赤(R)シート・1Hホイル・「警視庁」小型ラベル。裏板が黒プラスチックになりました。裏板はノーマル用品番の「No.15」のまま。スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A car in regular products by Tomy.
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment labels,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting. |
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044-3-03 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT, limited issue by Tomy Sendai |
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トミー仙台営業所特注品で、「宮城県警察」のシールを添付して売られたもの。
警察エンブレームシールの地は、通常品の黒と異なって白。赤(R)シート・1Hホイル。
スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A limeted issue which was ordered by Tomy Sendai branch office.
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Miyagi Prefectural Police label,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting.Sendai is the capital city of Miyagi prefecture. |
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044-3-05 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT, limited issue by Tomy Hiroshima |
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トミー広島営業所特注品で、「岡山県警察」のシールを添付して売られたもの。
警察エンブレームシールの地は、通常品の黒と異なって白。赤(R)シート・1Hホイル。
スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A limeted issue which was ordered by Tomy Hiroshima branch office.
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,OkayamaPrefectural Police label,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting. |
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044-3-06 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT, limited issue by Tomy Hiroshima |
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トミー広島営業所特注品で、「愛媛県警察」のシールを添付して売られたもの。44-3-5の「岡山県警」シールとひとつのシートに印刷されており、選択式でした。
警察エンブレームシールの地は、通常品の黒と異なって白。赤(R)シート・1Hホイル。
スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A limeted issue which was ordered by Tomy Hiroshima branch office.
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Ehime Prefectural Police label,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting. |
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044-3-13 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT, limited issue by Tomy |
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トミーによる「ポリスカーフェア」での販売品。自分で好きな県警のシールを貼るための47都道府県警察の大型シールが付くほか、シートカラーがオレンジ(O)になります。この47都道府県シール付きモデルは47種でひとつのバリエーションなので、県警違いを集める必要はありません。
警察エンブレームシールの地は、通常品の黒と異なって白。
スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A limeted issue by Tomy for Promotion of Japanese Police Cars.
The edge of red bar light is square(Japan type),orange interior,clear window,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting.A sheet of labels for 47 prefectulal police in Japan was added. I put on labels of Kanagawa prefectual police as our area. |
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044-3-14 Nissan(Datsun) Fairlady 280ZT, limited issue by Tomy Oosaka |
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トミー大阪営業所の手になる「スーパーギフト」セット中の1台。シートカラーが特殊(BE・ベージュ)なほか、マーキングがシールではなくてタンポになります。「大阪府警」でなく「警視庁」なのが意外。1Hホィール・スケール1/61・裏板の著作権表示は1979年。
A limeted issue which was ordered by Tomy Oosaka branch office,one of cars in "Super Gift Puck"
The edge of red bar light is square(Japan type),ivory interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Department tempa,black plastic base plate with 1H wheels,JAPAN casting. |
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044-4-01 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX |
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トミカ4代目のフェアレディ。44番は、ずっとフェアレディ・パトカーの指定席になりました。販売期間は1984年5月〜1990年7月。初期生産分は何故かゴールド・ホットスタンプの「1HG」ホイルを履きます。「1HG」は「1HGO」と表記している資料もあります。裏板品番はノーマル用の「No.15」のまま。スケール1/61の表示。著作権年次の刻印はなし。
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment labels,black plastic base plate with 1HG (1H-Gold) wheels,JAPAN casting. |
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044-4-04 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, a model in G-165 Gift Pack |
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「警視庁」タンポ印刷モデルのうち、シートカラーがピンクのもので、ギフトセットのアソート品。
The edge of red bar light is square(Japan type),cadmium pink interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment tempa,black plastic base plate with 1HG wheels,JAPAN casting. |
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044-4-05 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, limited issue by Tomy Niigata |
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トミー・新潟営業所の特注品で、赤シート・1HGホイルの044-4-6に、「新潟県警察」のシールを同梱したもの。044-4-6よりバリエーション・ナンバーが若くなってしまったのは、リストへの登録がたまたま先になってしまったからでしょう。「新潟県警察」は、F-16-1-10の「ポルシェ911」と同じシールを共用しているように思えます。
ドアサイドは黒地白ヌキ文字のシールを白塗装部分に貼らざるを得ないのですが、これは下に「警視庁」のタンポ印刷があって、これを隠そうとするとこういうことになってしまうからです。
「ポルシェ」の時にはこんなことはなかったのですが…。いずれにしても「ご当地県警察」のモデルが売られた良き時代のモデル。
A limeted issue which was ordered by Tomy Niigata branch office.
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Niigata Prefectural Police labels,black plastic base plate with 1HG wheels,JAPAN casting. |
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044-4-06 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX |
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「警視庁」マーキングがタンポ印刷になったもの。044-1-10の「丸栄特注」フェアレディの発売年次が特定できていませんが、トミカのパトカーでマーキングが(シールでなく)タンポ印刷処理された初めての例なのではないでしょうか。白/黒の仕切り線位置が低すぎるので不評だったモデルですが、これは黒ペイントも(マスク塗装でなく)タンポ印刷処理されていることに原因があります。おそらくタンポ印刷のテストを兼ねた製品だったのではないでしょうか。シートカラーが44-4-3はCR(朱赤)、44-4-4はCP(ピンク)、44-4-6はR(赤)になります。朱赤と赤の判定は比較しないとむずかしい場合もありますが、画像のモデルは赤シートと判断しました。
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment tempa,black plastic base plate with 1HG wheels,JAPAN casting. |
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044-4-06 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX,special ordred issue by General Marchandise Store Itoyokado |
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イトーヨーカドー・パトカーシリーズ、第3シーズンのうちの1台で、2005年5月の発売。
44-4のフェアレディ(Z31系)でパトカーが作られるのは久しぶりで、これまではバーランプが角のある「日本製タイプ」ばかりだったので、角の丸い「中国製タイプ」のものは初めての登場。
黒シート、スモークウインドなどの特徴がありますが、黒/白の塗装仕切り線位置が低いのは、かつてのトミー製と同じ特徴を継承しています。マスキングがやりにくいボディ形状なんでしょうか。
The edge of red bar light is round (China type),black interior,smoke window,Tokyo Metropolitan Police Depertment tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/61 scale |
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044-5 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, special ordered issue by Datsun Club |
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44-5のうち、「ダットサン・クラブ」特注品とされるもので、ボンネット上に「DATSUN FREEWAY」のタンポがあります。この種のモデルをどこまで「パトカー」のコレクションに加えるかについては、議論の分かれるところと思いますが、比較的おとなしい仕様なので購入しました。中国製。
The edge of red bar light is round(China type),red interior,clear window,"Tokyo Metropolitan Police Depertment" and "DATSUN FREEWAY" tempa on the hood,black plastic base plate,CHINA casting. |
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044-5-01 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, JAPAN casting |
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ついにトミカ5代目のフェアレディ・パトカー。せっかく先代でタンポ印刷処理になった「警視庁」マーキングは、またシールに戻ってしまいました。このことから見ても、044-4後期生産分のタンポ印刷が試験的な意味合いだったことが想像できます。初期製品は、まだ黒地白ヌキ文字の警視庁シールが付いていました。裏板品番はノーマル用の「No.15」のまま。スケール1/59の表示。著作権の表示は1990年。この頃からトミカがサイズ的に少し大きくなっていきます。
The edge of red bar light is square(Japan type),red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment labels,black plastic base plate with 2F wheels,JAPAN casting. |
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044-5-11 (S-01) Otoga-deru Tomica S01 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, with siren sound |
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電子音とミニチュアバルブ点滅の機能を持った、「音が出るトミカ」シリーズ中の1点。その後「サイレントミカ」「サウンドトミカ」と進化していくシリーズの初期タイプの製品です。
赤いミニチュアバルブが2つ付いているのが特長。金型は44-5と同じ。裏板は専用のものになるので、「No.15」のモールドはなくなり、代わりに「No.S1,S8」の表示。(「No.S1」の表示のみものは「44-5-10」になります。)著作権表示は1991年。
Flashing a couple of red dome light and making sounds of siren with battery.NO interior,smoke window,Tokyo Metropolitan Police Depertment labels,black plastic base plate with 2F wheels,JAPAN casting. |
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044-5-14 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, limited issue by Yokohama Takashimaya |
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横浜高島屋「キッズポート」(玩具売り場)特注品で、「神奈川県警察」のシールを添付したもの。
「警視庁」シール同梱の通常品にさらに「神奈川県警察」のシールを添付したもので、「神奈川県警察」シールのシートには警察エンブレムは印刷されていなかったと記憶しています。
この「神奈川県警察」のシールは神奈川県警の実車で使用されているロゴタイプに近いもの。しかしオリジナルペイントのしっかりしたモデルを作っていた高島屋特注品が、この時期単なるシール添付になってしまったのは残念でした。(その後独自カラーモデルなどを復活させました。)
The edge of red bar light is square(Japan type),clear window,Kanagawa Prefectural Police labels,black plastic base plate with 2F wheels,JAPAN casting.
Regular labels(Tokyo Metropolitan Police Depertment) for hood & trank conpertment were put into the box. |
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044-5-17 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, CHINA casting |
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この品番では、後期になっていよいよ中国工場への生産シフトがはじまりました。日本製が角ばった屋根上バーランプを付けていたのに対して、中国製は角の丸いバーランプが付きます。この点は他の品番でも同様で例外は無いので、裏板を見ることなく、日本製-中国製が識別できます。複数品番にわたる共用部品であるバーランプの供給体制が日本-中国で分かれたからでしょう。
シールも白地に「警視庁」のものが添付されるようになりました。このシールは当初「サウンドトミカ」に添付されたシールだったことから「サウンドトミカラベル」と呼ばれ、現在でも使われています。
The edge of red bar light is round(China type),red interior,clear window,Tokyo Metropolitan Police Depertment labels,black plastic base plate with 2F wheels,CHINA casting. |
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044-5-21 Nissan(Datsun) Fairlady 300ZX, a promotional car by Trade Club |
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トレードクラブが、第38回「ワンダーランドフェスティバル」用に制作した二次加工品で、ボンネットに「WPS」、ルーフ上に「38」、リアゲートに「TRADE CLUB」の彫り込みがあります。「彫り込み」というのは、タンポ印刷やシールでなく、文字通り白塗装を細かくカットして、ダイキャスト地が見えるところまで彫り込んであるからです。画像では普通の印刷との区別がつかず、わかりにくいと思いますが、現物を見れば納得です。白箱に「踊る大捜査線 YUJI ODA」のテプラテープ、「WPS 38th WONDERLAND by TRADE CLUB」のプリンタ出力シールを貼ったパッケージで販売されました。トミーの工場での処理ではなく、市販品を購入して加工したものと考えられ、タンポ印刷が出来なかった故の処理方法だったのでしょう。二次加工品ですが、既に森山リストによるバリエーション番号を与えられています。朱赤(CR)シート、2Fホイル、中国製。
A promotional car which was ordered by "Trade Club" for 38th Wonder Land Festival. I believe that the special stamps were not cutted in Tomy's factory.
The edge of red bar light is round(China type),cadmium red(CR) interior,clear window, "WPS, Wangan Police Station" cutting on the hood,black plastic base plate with 2F wheels,CHINA casting. 1/59 scale.Wangan Police Station is the stage of Japanese hit TV shows and movies "Odoru Dai Sousa-sen" which means "Moving Police cordons in Tokyo Bayside". |
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044-6 Mazda RX-8(SE3P), regular issue by Tomy |
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2005年9月発売の通常品で、フェアレディ・パトカーの定位置だった44番がマツダ車になる、ということで話題になりました。現行のフェアレディZ(55番・Z33・VQ35DE)のパトカーが実在しないことによる差替えとの話でした。しかしそんなことを言ったら、トミカは「実在しないパトカー」ばかりなのに、何を突然こだわっているのでしょう。ダイキャスト化に際してのライセンシーに対する最近の日産の姿勢は、首を傾げたくなること度々です。
とは言うものの、そのおかげでロータリーエンジン・パトカーは、FD3Sからの世代交代を実現しました。もしかして、日産のこだわりは、結果的に他社ブランド(この場合mazda)を利しているのかも…。
グリル内に赤の前面警光灯2灯の印刷が入っています。やっぱりホイルを何とかしたいですね。
RX-8実車パトカーは警視庁に4台が存在、1台は第九方面交機、3台は高速隊所属とされます。
A regular issue by Tomy since Sep.2005.
Red boomerang light,black interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa, "0交03" call sign on roof, black plastic base plate with 5 spoked wheels, CHINA casting. 1/59 scale.Tokyo Metropolitan Police Department actually has equiped five SE3P Highway persuits forkeeping traffic safety. |
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045-1-1 Mazda Cosmo Sports (L10B), with 1A wheel |
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コスモスポーツ・パトカー(通常品)のうち、初期「1A」ホイルを付けたもの。
トミカ初期・白スポークの「1A」ホイルを付けたパトカーは、「4-1-1,2,3」のクラウンと、「44-1-1」のフェアレディ、そしてこの「45-1-1」のコスモスポーツの5台ということになります。1971年8月の発売。
「45-1-1,2,3」は、裏板の品番刻印がパトカーの「No.45」ではなく、ノーマル・コスモ・スポーツの「No.16」を付けています。
トミカ初期のシールは「警視庁」ばかりで、実際の配備とは無関係なものが大半ですが、このコスモ・スポーツだけは、中央道に「警視庁」所属車が実在しました。ただし残念ながら初期型の「L10A」でしたが。
Type (C) red dome light,red(R) interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" lavels, unpainted metal base plate with early 1A wheels, JAPAN casting. 1/60 scale.
Tokyo Metropolitan Police Department had actually equipped early type L10A (not late type L10B) for traffic law enfoecement on Chuo(Central Japan)-Expressway. |
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045-1-5 Mazda Cosmo Sports (L10B), with 1E wheel |
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コスモスポーツ・パトカーのうち、いわゆる「鉄道車輪型」の「1E」ホイルを付けたもの。
「1E」を付けるもののうち、「カシメなし(裏板はめこみ式固定)・裏板品番刻印No.16」が「45-1-3」、
「カシメなし・裏板品番刻印No.45」が「45-1-4」、「カシメあり・裏板品番刻印No.45」が「45-1-5」で、画像のモデルは「45-1-5」です。ちなみに「45-1-2」は「1D」ホイルを履きます。カシメ方式になるのは「45-1-5」のみです。
Type (C) red dome light, red(R) interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" lavels, unpainted metal base plate with 1E wheels, JAPAN casting. 1/60 scale. |
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045-2-1 Mazda Cosmo AP Limited, regular issue by Tomy |
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コスモAPの制服パトカーで、トミーによる通常品。1977年10月の発売。同じ45番の「コスモスポーツ」パトカーの後を受けての製品でした。「警視庁」シールが同梱されるのが通常品です。2代続けてのマツダ製スポーツカーによるパトカー化は、これらのクルマが当時としては異形のカッコ良さを持っていたからでしょう。
屋根上灯は真ん中にラウドスピーカーをはさんだ2灯式のもので、トミカではアメリカン・ポリス系に用いられたパーツであり、日本のパトカーでこの部品を付けているのはコスモAPだけです。クリアレッドではなく、不透明赤のプラスチックで成型されています。
U.S. police car type red dome lights with loud speaker,red(R) interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" labels, unpainted metal base plate with 1H wheels, JAPAN casting. 1/64 scale. |
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045-2-2 Mazda Cosmo AP Limited, Special ordered issue by Tomy Hiroshima branch |
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コスモAPのパトカーのうち、トミー広島営業所の特注品。
これも1台の中に、「広島県警」「岡山県警」「愛媛県警」の3県警小型ラベルを印刷したシートが同梱されたもので、「広島県警」が45-2-2、「岡山県警」が45-2-3、「愛媛県警」が45-2-4になります。
U.S. police car type red dome lights with loud speaker,red(R) interior, clear window, "Hiroshima Prefectural Police" labels, unpainted metal base plate with 1H wheels, JAPAN casting. 1/64 scale. |
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045-2-3 Mazda Cosmo AP Limited, special ordered issue by Tomy Hiroshima branch |
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トミー広島営業所の特注品うち、「岡山県警」のラベルを貼り付けたもの。
コスモAPのパトカーはバリエーションが少なく、警視庁の通常品と、広島・岡山・愛媛の3県警シールの合計4点のみで、今のところ再生産もされていないようです。ホイルは全て1Hを付けます。
「AP」は「Anti Pollution」(アンチ・ポリューション)で、「大気汚染を防ぐ」という意味から来ているそうです。環境配慮型車両の先駆ということになるでしょうか。
U.S. police car type red dome lights with loud speaker,red(R) interior, clear window, "Okayama Prefectural Police" labels, unpainted metal base plate with 1H wheels, JAPAN casting. 1/64 scale. |
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046-5 Honda Odyssey, special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第1シーズン(2003年4月〜9月)の第4弾で、2003年7月の発売の「オデッセイ」。2001年発売の金型。
ヨーカドー第1シーズンは、第1弾が「TN V 360」だったことからもわかるように、「オデッセイ」「シティ・ターボU」と、ホンダ車が3台も含まれる上に、6台をホンダとトヨタ車だけでシェアしていました。
ブルーのラインのため、「エスティマ」のパトカーと印象が良く似ていて、かつエスティマはアピタ、オデッセイはヨーカドー特注なので、全く混乱します。
Red boomerang light,black interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" with sky blue stripes tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/66 scale.Issued in Jul.2003. |
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048-4-2 Mitsubishi Starion 2000 Turbo, a car for the "Japanese Police Car Campaign" |
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トミーが開催した「ポリスカーフェア」時のモデル。「47都道府県警」の大判シールが付属。
パトカーとしては相当に珍しい車種選択で、ワイドホイルとともに非常に新鮮に感じるとともに、クラウンとセドリックばかりだったトミカのパトカーコレクションに「花」を添えるモデルになりました。1982年12月発売の金型ですが、既に裏板はプラスチックになっています。
A car for the "Japanese Police Car Campaign" by Tomy with all of Japanese 47 prefectural police lavels.
The edge of red bar light is square,blight red (CR) interior,clear window, black platic base plate with 1K wheels, JAPAN casting.1/62 scale. |
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048-7 Toyota Hiace, police bus for multi purpose |
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200系・新型(2004年8月以降)ハイエースの警察多目的車。2005年7月に、通常品として発売されたもの。トミカ通常品の警察車輌で、白/黒でなく白1色、警察エンブレムと「警視庁」マーキングというのは初めての試みでしょう。室内の3列のシートに全てヘッドレストが付いていることとともに、何とも時代の移り変わりを感じさせる1台です。もう一押し、ブルーのラインを側面に1本入れた「鑑識車」が欲しくなります。
White painted police bus for multi purpose in regular issue by Tomy since July 2005.
Red boomerang light and round type bar light,black interior,smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/64 scale. |
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048-7 Toyota Hiace, police bus for multi purpose, "Lottery Tomica" 7th season in a blind box |
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「ハイエース多目的車」のうち、2005年12月末発売の「トミカくじZ・緊急出動24時!・特別警戒スペシャル」中の1台。ただし白/黒の制服塗装になった時点で、「多目的車」というよりは「事故処理車」的なたたずまいになりました。ブーメラン・ライト中央のサイレン収納部に銀のペイントが入ります。
A car in "Lottery Tomica" 7th season sold in a blind box.
Red boomerang light and round type bar light,black interior,smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black plastic base plate,CHINA casting. 1/64 scale. |
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048-7 Toyota Hiace, riot police bus, "Emergency vehicles responding" gift pack |
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2006年6月22日発売、「緊急車輌現場に急行せよ」ギフトセット中の「遊撃車」。
警察車輌だけ5台のセットで、このハイエースのほか、クラウンの制服PC、レガシィ・ツーリングワゴンの捜査用車、Honda VFRの白バイ/黒バイが同梱されます。
一般的には遊撃車も人員・資器材輸送などの多目的車ですが、後部キャビンの防護金網から考えるに、「遊撃警備車」と考えましょうか。本当は金網(石や危険物投擲からの保護用)はガラス面の外側につきます。じゃないと、ガラスが割られてしまいますよね。フロントのブーメラン・ライトはなくなり、屋根上は2つとも小型バーランプになっています。
Dark blue painted riot police bus in "Emergency vehicles responding" gift pack.
Two red bar lights in round type,black interior,smoke window, NO markings, blue wire net pattern printing on windows, black plastic base plate,CHINA casting. 1/64 scale. |
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050-3-7 Mazda Savanna RX-7 Limited (SA22C) , Special ordered issue by Tomy Hiroshima branch |
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SA22C・RX7(1979年1月発売の金型)の制服パトロールカーで、トミー広島営業所の特注品。
通常品でSA22Cのパトカーは作られていないので、ノーマルの50番のバリエーションということになります。
1台の中に、「広島県警」「岡山県警」「愛媛県警」の3県警小型ラベルを印刷したシートが同梱されていました。ボンネットの警察エンブレムシールの地色は黒ではなく、白になります。
The edge of red bar light is square (JAPAN type), red(R) interior, clear window, "Hiroshima Prefectural Police" lavels, unpainted metal base plate with 2F wheels, JAPAN casting. 1/60 scale. |
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050-3-8 Mazda Savanna RX-7 Limited (SA22C) , Special ordered issue by Tomy Hiroshima branch |
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これもトミー広島営業所の特注品。シールは同梱でしたが、森山リストでは、それらを貼った「広島県警」(50-3-7)、「岡山県警」(50-3-8)、「愛媛県警」(50-3-9)、のそれぞれに、別のバリエーション番号が与えられました。「岡山県警」なので「岡山営業所特注」だと思わないでください。岡山も愛媛も、広島営業所特注です。
「G-79」(世界のポリスカーセットA)、「G-98」(同B)のセット同梱で、警視庁/大阪府警/北海道警/福岡県警ラベルのもの(50-3-14〜17)もありますが、こんなもののコンプリは目指さない方が「身のため」でしょう。
シールで苦労させられた頃には、県警表示はタンポ印刷にならないものかと思ったものですが、最近ではタンポの書体がみな味気なくなってしまい、昔のシールの方が良く見えて来るから困ったものです。
The edge of red bar light is square (JAPAN type), red(R) interior, clear window, "Okayama Prefectural Police" lavels, unpainted metal base plate with 2F wheels, JAPAN casting. 1/60 scale. |
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050-4 Mazda Savanna RX-7(FC3S), a car in the "Lightning fast ranning police cars" gift pack. |
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同じFC3Sでも、ずっと後年(2001年)の「疾走ポリスカーセット」中の1台で、丸型バーランプ/スモークウインド/グレーシート/タンポ印刷/中国製。
全般にマーキングがタンポ印刷化された新しいパトカーモデルは白/黒仕切り線位置が低く、かつ「警視庁」などの県警表示書体が細すぎることで、いまひとつ間延びした印象になり、随分と損をしているように思います。
このモデルはシートがライトグレーなのが、個性と言えば言えるでしょうか。
A car in the "Lightning fast ranning police cars" gift pack by Tomy, issued in 2001.
The edge of red bar light is round (CHINA type), light gray interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa, black plastic base plate, CHINA casting. 1/55 scale. |
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050-4 Mazda Savanna RX-7(FC3S), special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第3シーズン(2005年4月〜9月)中の1台で、7月発売のFC3S。
シートが黒になった以外は、「疾走」セットのものとほとんど同じ仕様になっています。別にヨーカドーさんはコレクターにパリエーションを提供しているわけではなく、子供たちにパトカーを提供しようとしているわけですから、仕方のないことです…。ちなみに警視庁は実際にFC3Sを装備していました。
A special ordred edition by General Marchandise Store Ito-Yokado issued in July 2005.
The edge of red bar light is round (CHINA type), black interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa, black plastic base plate, CHINA casting. 1/55 scale.
Tokyo Metropolitan Police Department had actually equipped FC3S RX-7 for traffic law enfoecement. |
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050-4-9 Mazda Savanna RX-7(FC3S), a car in the "Highway set" gift pack |
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2代目RX-7・FC3Sの白黒パトカーで、「トミカ・ハイウェー・セット」(G-156)中の1台。
1986年4月発売の金型。トミカの「大型化」の傾向が反映されていて、コスモ・スポーツ、初代RX-7と1/60だったスケールが1/55になりました。FC3Sのパトカーも通常品では作られていず、ギフトセット中の1台ということもあって、なかなかに入手難だったのを思い出します。当時はオモチャっぽく見えた赤シートが、今となれば懐かしく見えるのですから、人間というのはつくづく勝手なものです。
A car in the "Highway set" gift pack by Tomy.
The edge of red bar light is square (JAPAN type), red(R) interior, clear window, "Tokyo Metropolitan Police Department" lavels, black plastic base plate with 2F wheels, JAPAN casting. 1/55 scale. |
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052-3 Subaru Impreza WRX unmarked detective car, regular issue by Tomy |
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52番として、2006年6月新車で発売された通常品の「インプレッサ覆面パトカー」。通常品で企画されるのが制服PCではなく覆面に、それもスカイラインとかでなく白のインプレッサになるというところに時代の流れを感じます…。前面警光灯の印刷はありません。インプレッサWRX Sti(GH-GDB)覆面PCは、埼玉県警などに3ナンバーを付けて実在します。52番は、初代が日野ダンプ(1973年〜)、2代目が日野ドルフィン・ダンプ(1989年〜)といずれも長命モデルだったため、このインプレッサ覆面でまだ3代目です。
この他、2006年4月・大阪トミカ博で提供された、英国ポリスふう塗装のインプレッサ(イベントモデル)がありますが、日本警察でないのでここではパスします。
A white painted unmarked detective car issued by Tomy in June 2006.Detective type red light,black interior,smoke window,black plastic base plate with 5 spoke wheels, CHINA casting.1/59 scale. |
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054-5 Honda City TurboU, special ordred issue by General Marchandise Store Apita-Uny |
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アピタ特注品の「シティ・ターボU」で、2006年7月の発売。
ヨーカドーの「シティ・ターボU」が非売品だったせいか、アピタも同じ「シティ・ターボU」を出しました。ヨーカドーの「警視庁」に対して、こちらは沖縄県警。バーランプ、警察エンブレム/ウインカー/ナンバープレートの白ペイントなどの違いがあり、全般にヨーカドーより良い仕上がりです。ヨーカドーから約3年の時間差ですが、トミカの仕上げもこれだけ変わって来ている、ということでしょうか。
The edge of red bar light is round,black interior, smoke window, "Okinawa Prefectural Police" tempa,black painted metal base plate,CHINA casting. 1/57 scale. Issued in Jul.2006. |
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054-5 Honda City TurboU, special ordred issue by General Marchandise Store Ito-Yokado |
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イトーヨーカドー特注品・第1シーズン(2003年4月〜9月)のキャンペーン応募用非売品の「シティ・ターボU」で、2003年10月頃の登場。第1シーズン特注品6台の箱のフラップを切り取って応募し(その上確か抽選に当たら)なければ入手できませんでした。
54番は、54-3で「シティ」、54-4で「シティ・ターボ」、54-5で「シティ・ターボU」とアップデートされていて、もし「ターボU」が別金型ではなく、金型改修によるものだとすれば、既に54-3/54-4は生産できない理屈になります。1984年5月発売の金型を利用。裏板はダイキャスト。側面の「警視庁」マーキングが消えそうなくらい、細い書体になっています。
Type (E) red dome light,black interior, smoke window, "Tokyo Metropolitan Police Department" tempa,black painted metal base plate,CHINA casting. 1/57 scale.Issued in Oct.2003. |
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2ページ目・3ページ目・4ページ目があります。
(各ページの冒頭は同じ内容の説明が表示されます。)
The 2nd, 3rd and 4th page are prepared
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