Nostalgic Patrol Cars Season 2
ディオラマ館
Die Geschichte an einem Tag
ミニカーは、もともとは鉄道模型のアクセサリーとして生まれたそうです。日本でもイギリス製品が輸入されはじめた1960
年代には、ガソリンスタンド/道路標識/フィギュア(人形)などのアクセサリーが同時に紹介され、ミニカーを「情景」と
して楽しむことがむしろ自然な流れでした。
しかしいつのまにか、ミニカーは単体でコレクションされることが主流になってしまい、その結果として、現在では1/43サイ
ズのアクセサリーは、日本ではほとんど売られておらず、1/64スケール(本来はアメリカのSゲージ鉄道模型のサイズ)は
世界的に見てもほとんど入手できないのが実情です。 (ニュルンベルク玩具博物館が、Sゲージでの大きなレイアウトを所有・展示しています。)
そんな環境の中で、いくつかのディオラマ(情景)づくりを試みています。クルマ/建物/人形などを同じスケールで揃え
なければならない関係で色々な制約が発生し、作るたびにスケールがまちまちになってしまっている点はお許しください。
商品として販売用のプラケースの中にネジどめされたミニカーがいわば「剥製のクルマ」だとすると、仮に風景写真1枚や
人形1体、樹木の1本でもそばに置いてやることによって、ミニチュアは息を吹き返し、街の中で元気に生息していた頃の
アクティブな呼吸を取り戻します。 日本ではもう感じることがなくなってしまった、ちょっとガソリン臭い排気ガスの匂いがして来ませんか? (2009/10/30改訂) |
Contents
旧コンテンツ
以下は、「ノスタルジック・パトロールカー」別館にはいっている旧コンテンツです。
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